火災・地震・盗難・破損
突然の事故、自然災害により大切な住まいや家財にもしものことが起こったとき、補償してくれる強い味方が「火災保険」です。
火災のリスク
火災の場合は「失火の責任に関する法律」という法律によって、多くの場合火元の損害賠償責任が免除されることになっています。
隣家からのもらい火で自宅が焼失しても、火元からの損害賠償を期待することはできません。自身が火元の火災に備えるだけでなく、もらい火に備えるという点でも火災保険の役割は大変重要です。
支払事例
- 隣家から燃え移って自宅が全焼してしまった。
- ストーブが倒れて住宅が燃えてしまった。
- 何者かの放火により、自宅車庫が燃えてしまった。
- 消火活動によって家財が水浸しになってしまった。
地震のリスク
過去に起こった震災で、多くの地域で火災や家屋の倒壊が発生しました。特に木造家屋が多かった地域では被害が甚大でした。地震によって起こった火災や損害は、一部費用を除き火災保険の支払対象となりません。
今後も日本各地で地震の発生が予測されていますが、特に都市部での地震においては、火災が多く発生することが想定されており、地震保険の必要性が改めて見直されています。
支払事例
- 地震、噴火が原因で家屋が損壊、埋没した。
- 地震による津波で家屋や家財が流失してしまった。
破損のリスク
日常生活を営む上で、水漏れ事故や衝突、他物の飛来のリスクは意外に高く、これらでお支払いするケースは十分に考えられ、損害が高額になる場合もあります。
偶然で起こってしまった破損はもちろん、自分の不注意で起こった事故（破損や汚損）に関しても支払われる火災保険が登場しています。
支払事例
- 自宅前の道路で事故にあった車が自宅に突っ込んできた。
- 模様替えをしている際に、うっかり机をテレビにぶつけてしまい、壊してしまった。
- 子供が目を離している隙に、おもちゃを投げて、窓ガラスを割ってしまった。